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18世紀後半のフランス帝国軍竜騎兵(重装備の騎兵)です。 この頃のフランスはナポレオン3世の時代、 興隆めざましいプロイセン王国との戦争のさなかにありました。 プロイセン宰相ビスマルクの巧妙な外交政策のワナに嵌り、 この戦争はフランスにとって国際的に不利な戦争でした。 沈着冷静なモルトケ参謀長率いるプロイセン軍は 開戦と同時に迅速に展開、広い平原でフランス軍を大きく包囲します マクマホン将軍率いるフランス帝国軍はセダン付近の決戦で大敗を帰し、 自ら出陣した皇帝が捕虜となって第2帝政は崩壊します。 すぐに共和政が敷かれて戦争を継続しますが敗色は明らかで、 首都パリ、ヴェルサイユ宮殿でドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が即位、 ドイツ帝国成立が宣言されます。 この後、フランスに帝政や王政復古は2度と起こらず、現在に至る共和政の時代に入ります。 |