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伝説の女傑、巴御前。 木曾義仲の愛妾であったという事で、詳細は判りませんが いかに古い年代の絵巻物に出てきそうな顔立ちの造形です。 国内メーカーでこのような製品が出てこないのが残念な気も します。(もう少しなんとかなりそうですね) 鎧など細部には不正確な部分もありますが、手をつけずに 仕上げることにします。 今回はすべてファレホアクリルカラーで仕上げました。 大まかに彩色してから、細かい書き込みをしつこく何度も 上書きを繰り返しています。 顔は本来白粉を塗っているようですが、健康的なおかめ顔に 着物は花札の絵柄(左1月、右8月でカブ)を描いています。 胴鎧の弦走革ですが、室町時代の文様を参考に創作的に 描きこんでいます。 ですから当時こんな姿には絶対にならないわけです。 本当は十分に考証をして、しっかり仕上げたかったのですが 塗りこみに膨大な時間を費やしてしまい、加えて不慣れな アクリルの為シンナー風呂3回に及び、熱意を失してしまいました 趣味なのですからもっと気楽に楽しまなきゃいけませんね。 |