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ドイツ帝国成立(1870年)以前、ブランデンブルク=プロイセン公国は ドイツ語圏諸王国の中で荘園領主貴族を中心にいち早く3万の常備軍 (職業軍人集団)を整備して大選帝侯時代(1640~88)から着々と領土を拡大、 フリードリヒ大王(1740~86)時代には20万の軍隊を持つようになります。 1755~62年の7年戦争ではシュレジェン、ボヘミア、オストプロイセン、 ポンメルン、ザクセン、チューリンゲンと多方面の戦場で戦いました。 この為に独立した軍団の編成とそれに随伴する参謀というシステムが芽生えます。 ここに紹介するのはまだ軍隊が”偉大なる総帥たる王が率いる武芸者集団” であった古い時代の黒騎士です。この黒いコスチュームの伝統は、普仏戦争 そして第1次第2次両大戦と軍隊の組織と共に進化して受け継がれていきます。 |